パパとママはね・・・

【学生の活動】

私たちは、「こころ」と「身体」の両面から人間を理解するための勉強をしています。大切な人の死など、人生の困難に向き合ったときに感じるグリーフ(悲嘆)を通して、生と死、いのちについて考えています。

私たちは、グリーフ(悲嘆)について学んでいくなかで、シンガーソングライターの木下徹さんの歌う「パパとママはね…」という歌に出会いました。

この歌は、子どもを亡くしたパパとママの悲しみでいっぱいでした。パパとママの時間は、あの日で止まったままのこと、それでも大きくなっていく弟と妹がいること、何年たっても、ずっとずっと悲しいこと、いつまでもいつまでも後悔していること、それでも生きていかなければならないこと、天国で会える日を待っていること。

私たちは想像するしかできないけれど、パパとママ、キミ、おとうとといもうと、家族が過ごした日を、たくさんの人に知って欲しいと思いました。

私たちは、この歌を動画にしたいと思いました。たくさんの人の協力を得てできあがった動画をぜひご覧下さい。

大切な人を亡くす・・・私たちにはまだあまり経験がありません。ですが、学んでいく中で、遺された人たちに思いを馳せることが増えてきました。「行ってきます‼」と出かけた家族が、帰ってこないことがあること、「行ってきます」と出かけても、帰れないことがあること、「またね」が2度と来ないことがあること・・・。そして、遺された人たちの苦しさと淋しさ。

私たちは、人はいつか〈いのち〉を終える日が来ることを知っていながら、自分に起こる出来事とは離れて考えがちだったことにも気がつきました。

グリーフケアとは、グリーフ(悲嘆)を抱えた人に、心をよせ、ありのままに受け止め、亡き人のいない人生を歩むお手伝いをすることです。「パパとママはね」の動画には、わたしたちの思いをたくさん詰めました。悲しみの中で生きるということ、あの日の後悔、生きることの苦しさと切なさ、いつかまた会える、その希望。

そんな私たちの思いが、遺された人たちに届きますように。

そして、いつか会える日まで、生き続けるための、ひとつのヒントになりますように。

と、願っています

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