グリーフを考える日 11月23日

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この度、11月23日が「グリーフを考える日」として、一般社団法人記念日協会に登録されました。死別に伴うグリーフに向き合うことは、肉体的労働と同じく、精神的なエネルギーを大量に消費する人生の大仕事であり、グリーフワーク(喪の仕事)と呼ばれています。勤労感謝の日である11月23日に重ねて、グリーフワークの途上にある人たちに心を寄せ、その歩みをねぎらう日として、「グリーフを考える日」を制定することとしました。

今まさに深い悲しみを抱えた方には、みずからをいたわり、自分に優しくする日にしてもらいたいと思います。グリーフは大切な人の存在があったがゆえの体験であり、グリーフを考える日は、亡き人への感謝の日でもあるといえます。また、グリーフを抱えた人を支援している方々を応援する日にもしたいと考えています。

だれもが経験しうる死別と、それに伴うグリーフ。遺された人それぞれの想いが尊重され、一人一人がみずからの悲しみとともに生きていくことが認められる社会の構築を願っています。

毎年11月23日にはオンライン講演会を開催しています。

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